[Blog] 大志塾生のドイツ合宿体験記:空手道を通じての国際交流と学び① 渡辺一司

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押忍。大志塾赤羽支部、現在大学3年生の渡辺一司(わたなべ いっさ)と申します。

この度、5月半ばにドイツのタウバーヴィショフスハイム(Tauberbischofsheim)にて、中師範が毎年招待を受け指導に参加されている「型スペシャル」というセミナーに参加させていただきました。
第一に、今回この体験を通して大変貴重な経験を得られたこと、中師範を始めとした大志塾の皆様に深く感謝申し上げます。

幼少期から稽古を重ねてきましたが、その中で海外へ赴き稽古をするという経験はなかったため、今回行われたセミナーへの参加は自身にとって非常に刺激的で貴重なものとなりました。私が今回のセミナーに参加しようと決めたのは、今まで日本でしかやってこなかった空手道が、世界ではどのように捉えられているのか、日本とはどう違うのかなどを自分の目で確かめたいと思ったからです。

正直に言うと、私がドイツに行く前は、海外で行われている空手道はスポーツ化が進み、礼儀など武道の根底となるものは軽視されたりしているのではないかという印象がありました。

しかし、実際にセミナーに参加をしてみると、そんな自分の勝手なイメージは覆されました。全員が道場に出入りする際には一礼をし、荷物は道場の後方に綺麗に整頓され、稽古中にはほとんどの方が常に整列を心がけていました。私はこれらをみて、普段日本で稽古をしている我々の方がそのようなことを疎かにしていたかもしれないと思うほど敬服の念を抱きました。

また、道場にいても、その他の場所にいても、周りの方々からは「日本人」として視線が向けられていることを強く感じました。そのため、型や基本などの技量はもちろんのこと、礼儀や挨拶などの所作においても空手道に励む日本人として恥のない行動をしようと努めました。

自身が空手道に励む日本人の一人であり、海外で稽古に努めている人たちの模範となるべきであるという自覚ができたことが、今回のセミナーでの参加を通しての最も大きな学びであったように感じます。さらには、今回の空手を通した国際交流を経て、他文化への敬意と日本人としての自覚とプライドを得ることができました。これからの稽古では改めて自分の大志塾の生徒としての振る舞いを今一度見直し、世界の国々で空手道に励む同志たちに負けないよう、技だけでなく人格も磨いていけるよう努めていきたいと思います。

大志塾で稽古したい!空手を始めたい!という方はぜひ見学や無料体験にぜひお越しください。
※ 場所が変更される場合もありますので下記のメールアドレスに事前にご連絡ください。
お待ちしております!

稽古時間・アクセス
Email: info@jka-taishi.com

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