糸東流 バッサイ大 講習会

糸東流 バッサイ大 講習会
 

日 時  平成27624日 1930分から2100

場 所  埼玉県川口市

講 師  祖父江利久先生

参 加  大志塾会員 45

【セミナー内容】
 1) 糸東流 バッサイ大 習得
 2) 糸東流 バッサイ大 の分解
 3) 白鶴拳の形の演武


【セミナー内容の概要と感想】
1,全空連第一指定形である糸東流バッサイ大の習得と分解の

 理解を通じて、松濤館流 バッサイ大との動作・解釈の差異を

  学ぶべく、日本空手道真武館の館長であり北区空手道連盟副会長
  の祖父江利久先生を招聘してセミナーを開催した。


2,同じ首里手系という事もあり両派のバッサイ大の挙動は

 非常に似ている。


3,分解も全体的に両派は酷似している。あえて特長を述べれば

 松濤館流は、取手(掴みからの攻防)が多く、相手を固めて
 制してから極める。

 糸東流は、転身や体さばきを使って攻撃を受け、極める。

 全体的には、松濤館流はダイナミックな動きで、糸東流は
 シャープな動きである。
 糸東流は動きの重心操作を主眼に置いているため動きが地味   
 なのであり、見た目は違うが、根本的なところは大差ない。
 空手は本来、敵の攻撃を受けるのと同時に反撃(夫婦手)、
  敵の攻撃を抑え制し反撃(取手)が基本であったと
  指導をうけた。


4,白鶴拳の鶴法形の演武

初めて拝見させていただいたが、非常に長い形である。

(3分間)、挙動数も大変多く、とても覚えられそうにない。

 
 祖父江利久先生は高校の空手道部での指導や国内外での
 指導経験が大変多い。
 指導経験の豊富さからセミナー内容も大変わかりやすく
 極めて充実した内容であった。
 また、弟子の中から世界チャンピオンや日本チャンピオンも
 輩出している高名な先生である。
 当日は大変お忙しい中スケジュールを調整してお越しいただいた。  この場を借りて再度御礼申し上げたい。
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